COLUMN

コラム

花粉の季節に私が実行する対策法

現在花粉症にお悩みのあなたに参考になればと思いシェアしますね。

花粉アレルギーが酷く、すでに発症している方は無理に治療薬を止めないで飲んでください。

まだ大丈夫な方は、私が試している方法を共有しますね。

このブログを読んでくれている方はご存じのように、私は腸内環境を花粉がはじまる前はとくに意識して調えることで、6年間花粉症の薬をほとんど服用しないで過ごしています。

ほとんどと書いたのは、花粉飛散量がピークになると鼻だけ炎症(鼻づまり)が起こることがあったので昨年少し薬を使用したからです。

腸内環境を調えても、自己免疫力の状態で変わると思います身体は正直です。

まずは腸内環境を元気にするため乳酸菌を摂る

●乳酸菌はしっかり摂る 

乳酸菌には大きく分けて2つ、「腸内環境を整える作用」と「小腸で免疫を高める作用」があります。
そして生きている菌と殺菌済みの死菌があります。

生きている菌は、
●腸内環境を整える働きがある
●腸内を酸性に保つ
●悪玉菌の活動を抑える

といった特徴があります。弱点は【胃酸や胃液など消化液の影響をうける】です。

胃に入ると胃酸や胃液の影響を受けるため、ほとんどの乳酸菌は死滅してしまいます。

死菌は、
●免疫を高める効果がある
●大腸で腸内細菌叢の餌になる

といった特徴があります。すでに死菌なので胃の消化液の影響はうけません。

なので目的によって、「生きている菌」か「死菌」かの「選択基準」が変わります。
免疫力を高めたい場合は、「死菌」が良いそうです。

私の3つの摂り方

① 死菌の乳酸菌を摂る

私は院で販売している米由来の乳酸菌(死菌)ケフィーラplusを朝と晩に1包づつ飲みます。

② タンポポ茶を飲む

タンポポ茶ショーキT-1を1日2袋を朝と夜に温めて飲用します。

このタンポポ茶に含まれるT-1糖鎖は【抗アレルギー・抗炎症作用】に有益とのエビデンスがありますが、薬機法に触れるので具体的な内容は割愛します。

実は当院の患者さんでこの時期だけタンポポ茶を購入する花粉症さんがいます。
その方もタンポポ茶を飲んでいる方が症状が楽だそうです。

③ ファスティング酵素ドリンクを飲む

ファスティングの酵素ドリンクは生菌になります。間食に30mlをぬるま湯180mlで希釈して飲みます。

ここまでで、花粉の薬を飲まなくても症状が楽な場合は花粉飛散時期はこれで過ごします。

さらに症状を抑えたいならファスティング

さらに症状を抑えたいなら、ファスティングで腸内環境をデトックスします。

期間は、

① 1食置換えファスティング1週間
② 3日から5日間ファスティング

①または②のいずれかを実践します。
今までの経験上、 私はここまで行うことで花粉症状が出にくい体質になっています、これはあくまで個人の感想です。

補足 アレルギー反応はどのようにはじまるの?

アレルギーの原因物質が皮膚に付いたり食品として食べたりすると、最初に血液中のIgE抗体(免疫グロブリンE)と呼ばれるたんぱく質が作られます。

このIgE抗体(免疫グロブリンE)は血液の白血球(好塩基球)と脂肪細胞にくっつきます。
この段階ではまだアレルギーの症状は出ないです。

このアレルギーの原因物質がくり返し皮膚に付いたり摂取することで、IgE抗体がくっついた白血球と脂肪細胞が刺激されてヒスタミン、プロスタグランジン、ロイコトリエンなどの炎症を引き起こす物質が放出されます。
これがアレルギー反応になるのです。

ファスティングは腸内を休ませることで腸管免疫系に良い作用をもたらす

身体の免疫システムはいくつかあるのですが、血液の白血球はその代表格です。
白血球は骨髄で作られますが、アレルギーなど後天的な免疫は胸腺や小腸内のパイエル板で抗体が作られます。

胸腺は大人になるとほぼ働かなくなり、小腸の免疫系がおもに働くようになります。
なので小腸の状態は大事なのです。

アレルギーの症状については、ある程度ファスティングを繰り返して行う方が良い結果につながっています。

興味があればご相談は無料ですのでお尋ねください。