COLUMN

コラム

ファスティングでカフェインの入った飲料をすすめない理由は

私もコーヒー好きなので1週間ファスティングをしたときは辛かったですね。

結論から申し上げると、カフェインが胃腸に刺激をあたえてしまうからです。

カフェインは、覚醒作用や交感神経を刺激して基礎代謝を促進する作用、そして利尿作用や胃酸の分泌促進作用があります。

昔ヨーロッパではコーヒーは薬として飲まれていたそうです。

なのでせっかく消化器官を休めているのに、カフェインで刺激をあたえると負担になるのです。

さらにファスティング期間中にフル活動している肝臓に対してもさらに無理をかけることになります。
つまりデトックス効果を弱めてしまう恐れがあります。

このような理由からカフェインの入った飲料をすすめないのです。

カフェイン含有量が多い飲み物

100mlあたりのカフェイン含有量で比べると、

●コーヒー :60ml
●紅茶   :30ml
●緑茶   :20ml
●玉露   :160ml
●ウーロン茶:20ml
●コーラ  :10ml~13ml
●エナジードリンク:20~70ml

*参考:日本食品標準成分表より作成

これを見ると玉露を除けばお茶はカフェインが少ないからと思いますよね。 

でもペットボトルなどで飲むとたくさん飲んでしまいますから結局は大量のカフェイン摂取になります。

頭痛になりやすいから

●日頃習慣的にコーヒーを飲んでいる方
●エナジードリンクをよく飲んでいる方
●鎮痛薬(頭痛薬や生理痛薬など)を服用している方
●食生活が乱れている方
●飲酒や喫煙をする方

などはファスティング期間に頭痛を起こしやすい方です。
カフェインが要因と思われる頭痛は、ファスティングのサポートでもよく質問されます。

ファスティングと頭痛についてブログで紹介していますのでそちらも読んでみてください。

この頭痛症状には、肝臓のオーバーワークによる一時的な低血糖も関係しますので不安な時はファスティング専門家の指導を受けてくださいね。


以上最後までお読みいただきありがとうございました。

ファスティングのご相談はメールでもLineでもうけたまわります。