COLUMN

コラム

ファスティングの感想をいただきました

「皮膚炎を治したい スッキリしたい」からチャレンジします

今回オンラインファスティング7日間にチャレンジしてくれた、《ぷにょうさぎ》さんの感想を紹介します。
ぷにょうさぎさんは、初めてのファスティング体験者でカウンセリングからサポートまでをすべて非対面でおこないました。

ファスティングに興味を持ったのは、ひどくなる皮膚炎に悩んでいてそれがファスティングで少しでも変わったらうれしいという動機でした。

今回のファスティング体験者について

女性 年齢50歳代
BMI値 18%

初回カウンセリングは、LINEを使ったビデオ通話でおこないました。

ぷにょうさぎさんは、新型コロナでいまは十分に運動が出来ていないが、ウォーキングや走ったり、筋トレやストレッチングはしている。

最近やや疲れ気味である。

今の悩みは、1年前からの肌荒れ・手荒れ・頭皮の湿疹などの皮膚トラブル。

ファスティングの目的は、『皮膚炎を治したい スッキリしたい』だけど、どこまでファスティングで変わるのか知りたい。

カウンセリング時は、そんなお悩みと質問をいただきました。

じつは・・・・・・でした


オンラインのカウンセリングで、私はぷにょうさぎさんのBMI値が気になっていました。
女性でBMI値が18%というのは痩せすぎの範囲に入ります。

初めてでロングファスティングは大丈夫かな?
低血糖を起こさないかな?

オンラインで本人に直接お目にかかっていないので、BMI値からみて筋肉量も少ない痩せ形体型なのか?
有酸素系の赤筋が多いアスリート体型なのか?判断がつきませんでした。

体に起こるリスクを考えて、3つのプランを作成して見積書をLINEに送りました。

◉3日間のファスティング(全行程7日間)
◉5日間のファスティング(全行程11日間)
◉7日間のファスティング(全行程13日間)

もちろん皮膚トラブルの改善には、5日以上のファスティングが望ましいけど、頭痛や筋肉の震えなど痩せすぎ体型さんに起こりやすい低血糖リスクもあるかも知れない、もちろんサポートは十分に対応しますがよく考えて選んでくださいと伝えました。

オンラインなので、メリットとデメリットはきちんと話して納得されることをまずは私は優先しました。

ファスティングで起こりやすい反応について

代表的な反応は、

●だるさ・倦怠感 しびれ感
●寒気・ふらつき・熱ぽさ
●頭痛・腰痛・関節痛・胃の痛み・吐き気
●吹き出物・かゆみ・発汗
●喉の渇き・口の粘つき・喉のはれ
●便秘・下痢・軟便

などです。
全く反応が出ない人もいます。

はじめてファスティングを行うと、ほとんどの方に何だかの形で反応はでます。

それはファスティング(断食)をすることで、体内には最低限度のミネラル(酵素ドリンク)しか入ってきません。

このため肝臓と筋肉のグリコーゲンを使いブドウ糖を作り出します。
これを糖新生といいます。

私達のカラダは通常糖質を身体の中でエネルギーとして使います。
このエネルギーを作っているのが細胞内にいるミトコンドリアです。

糖新生で作り出す糖質がなくなると、筋肉のタンパク質や古い細胞を壊して蓄えた脂肪をケトン体に生成して糖質の代わりに身体は使い始めます。

ファスティングがケトン式ダイエットといわれるのは、この身体の仕組みを使うからです。

この時壊された細胞に含まれていた毒素が血液内に流れこみます。
ケトン体が多くなるとケトーシス(血液の酸性化)も同時に起こります。

このため身体の機能低下が起こり、出る様々な反応が《好転反応》とよんでいるものです。

身体が健康になる方向に目指している過程で起こると思ってください。

それを極力抑えるために酵素ドリンクにも反応に対応する栄養素が入っています。

ぷにょうさぎさんは、皮膚の炎症を抑えるためにお薬も使っていますので、一時的に症状が酷くなるという反応も起こります。

反応が出ることは悪いことではありません。
不安にならないようにサポートしますのでお任せ下さい。

7日間のファスティングをします

ご本人から7日間のファスティング(全行程13日間)にチャレンジしたいと連絡がありました。

ある程度自己責任になることは理解しているし、とにかくファスティングで内臓デトックスして皮膚の炎症をよくしたい。

ご本人の強い意志を感じたので、私も応援することにしました。

結果は

体重はマイナス4キロ
体脂肪はマイナス3%でした。

それよりうれしかったのは、本人の感想です。

皮膚の状態は酷くなりヒリヒリしてとても痛かった。悪化してしまってとても悲しかったけど今までなら薬を塗らなければ落ち着かなかったところが日に日に良くなっている。

と、ファスティング期間終了時のアンケートに書いてくれたのが1番うれしかったことです。

今回のファスティング期間サポートは、すべてウェルパス(welpath)の栄養管理アプリを使い個別チャットでやり取りをおこないました。

やり取りの一部を紹介します。

ウェルパス(welpath)は日々の食事を記録する栄養管理アプリで、私はファスティング時のサポートでもこのように使います。

食事内容は、写真をアップしても良いですし、食べた食材品目を選択して登録するだけです。
ファスティング期間は、酵素ドリンクの量や水分摂取量などを報告してもらいます。

アンケートに答えていただきました

質問1:今回なぜファスティングをしょうと思ったのですか?

回答:
皮膚炎を治したい。スッキリしたい

質問2:ファスティングをする前にどんな不安がありましたか?

回答:
食べないで生活できるのか心配だった

質問3:ファスティングに期待していたことは何でしたか?

回答:
デトックス 体質改善

質問4:ファスティングをして体重や見た目の変化はどの位ありましたか?

回答:
体重は4㎏
体脂肪は3%落とすことが出来た

質問5:ファスティングをして体調はどう変わりましたか?

回答:
皮膚の状態は酷くなりヒリヒリしてとても痛かった。
悪化してしまってとても悲しかったけど今までなら薬を塗らなければ落ち着かなかったところが日に日に良くなっている。

質問6:ファスティングをして気持ちや意識はどう変わりましたか?

回答:
食生活を正そうといつも思っていたけれどリセットできたのでこのタイミングで見直していきたい

質問7:ファスティングを実践されて良かったことや感想をお聞かせください。

回答:
初めてだったのでしっかり先生にサポートしてもらえて安心だった。
1度体験出来たのでこれからは自分の体と相談してファスティングは続けていきたい

質問8:今回のファスティング期間を教えてください

回答:
7日間

質問9:今回のエキスパートファスティングマイスターによるサポートはどうでしたか?

回答:
とても満足

質問10:またファスティングをやりたいですか?

回答:
定期的にやりたい

質問11:あなたの体験をホームページや院内で紹介してもよいですか?

回答:
匿名ならOK

質問12:これからファスティングをはじめる人に一言いただけませんか?

回答:
コロナで自由が奪われているけど
自分のからだは自由にコントロールできる