COLUMN

コラム

ファスティングと妊活について

身体の有毒素をファスティングで外に排出して妊娠しやすい身体を作る目的で行うファスティングは、現在妊活中の女性に注目されています。

妊活ファスティングと言いますが、ご夫婦で行うことでより赤ちゃんが授かりやすい状態になるので私もおすすめします。

妊活ファスティングの背景にあるもの

はじめに、妊活という言葉をよく聞くようになった背景に、晩婚化にともなう女性の第一子出産年齢があります。
厚生労働省の人口動態統計によると2012年の時点で30.3歳です。

1980年の統計と比較すると約4歳ほど高くなっています。
2017年の統計では平均出生時年齢が30.7歳になっていました。

昔と比べて高齢での妊娠・出産が多くなったことは現在の少子化にも関係します。
もちろん男性の成婚年齢も高くなっていますので問題は女性だけではありません。

そしてもうひとつ大きな問題があります。それは食生活に関する事です。

資料:厚生労働省「人口動態統計」

食生活が不妊につながりやすい?

高カロリーで高脂肪な食事を好み、加工食品やコンビニ食が続いているひとは、身体に必要な栄養素が足りていません。
食品添加物の多いファーストフードやお菓子類をよく食べるひとは、その分内臓にさらに負担がかかっています。

現代の食生活は昔より、消化器官に有毒物が溜まりやすく栄養不足になりやすいのです。
あなたが上記のような食事を摂っているのなら、食の問題と不妊は関係していると考えます。

不妊は病気ではありません。
女性の身体は、妊娠に最適と思える環境(体質)でなければ卵は育たないのです。

体質とは体の質と書きます、それは《何をどのように食べて体がどう消化吸収したか》で決まります。
体質が良くなければ、どんな治療薬やサプリメントを飲んでもベストな状態になるのは難しいのです。

だからファスティングで体質を変えていくようにするのをすすめるのです。

妊活ファスティングでは実施タイミングが大事

ファスティングを行うと消化器官の負担がへり、さらに生殖機能やホルモン分泌などもお休みします。
その間に体内の有毒素の排出や細胞の再生が行われるので、ファスティング終了後には体質の改善が促されるわけです。

なので妊活でファスティングをするなら、排卵前から排卵日がおすすめになります。
ファスティング日数は3日間からをすすめます。

ファスティングはミトコンドリアを元気にする

卵子の発育には卵巣細胞内のミトコンドリアが大きく関わります。
ミトコンドリアが元気であれば卵子の老化を抑え質の維持が期待できるという研究発表が大阪大学でされています。

受精可能な成熟した卵子は、ミトコンドリアが鍵を握っているのです。

私達が生きていく上で、ミトコンドリアが作り出すエネルギーがないと代謝活動ができません。
そのミトコンドリアは、体内のエネルギーが不足したときに増えるように出来ています。

ファスティングは飢餓状態を作るので、だからミトコンドリアの活性に役に立つのです。

パートナーも一緒にファスティングで効果がアップ

卵子と同様に精子細胞も同じくミトコンドリアの活性化で変わります。
ご夫婦でファスティングを行うことで妊娠率がアップします。

さらに同時に行うことで、これまで食事にかけていた時間が自由になります。
お互いに自由になった時間を会話に使いましょう。

話をすることでお互いに気づいていなかった思いや気持ちが分かり合えます。

個人的には妊活において、お互いの目的地が見えてくることが大事だよなと思っています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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このサイトはファスティングメインですが私は妊活整体のサポートも行っています。

妊活サポートについては下記のホームページも読んでみてください。

https://www.羽村妊活サポート整体.com/


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